SKハイニックス、営業利益率80% HBM4の増産と長期契約が次の焦点
SKハイニックスの7〜9月売上高は104.6兆ウォン、営業利益は83.3兆ウォン。HBM4の出荷が本格化した。来年以降の生産能力を押さえる長期契約も増えている。
対象:2026年7〜9月。韓国IFRSに基づく暫定決算。独立監査人によるレビュー前。
発表日: / 資料確認日:

決算・発表データ
| 項目 | 実績 | 前四半期比・補足 |
|---|---|---|
| 売上高 | 104.6兆ウォン | +32% |
| 営業利益 | 83.3兆ウォン | +38% |
| 営業利益率 | 80% | 会社公表の丸め値 |
売上高・利益は兆ウォン単位で小数第1位に丸めた。営業利益率80%は会社公表値。
利益を押し上げるHBM4への世代交代
SKハイニックスが10月28日に公表した7〜9月決算は、売上高と営業利益がそろって前四半期を上回った。HBM4の出荷拡大とサーバー向けDDR5需要が業績を支えている。
会社は10〜12月に、HBM4が出荷量と売上高の両方でHBM3Eを超えると見込む。次の決算では、この世代交代が予定どおり進んだかが一つの節目になる。
出典:[1] SK hynix|Q3 2026 Business Results
韓国IFRSの暫定決算。兆ウォン単位の小数第1位。売上高と営業利益は加算しない。会社公表の営業利益率は丸め値で80%。
出典:SK hynix|Q3 2026 Business Results。市況日和作成。
チャートの数値を表示
| 項目・期間 | 2026年7〜9月 |
|---|---|
| 売上高 | 104.6 |
| 営業利益 | 83.3 |
生産枠の契約と、利益の確約は違う
会社によると、2027〜2028年の生産能力の50%超は、主要顧客14社との長期契約で押さえられている。一方、契約価格の範囲には市場環境も反映される。
長期契約は販売量の見通しを立てやすくする。それでも、現在の営業利益率が数年先まで固定されたことにはならない。需要の裏付けが強まった分、今後は量産コストや新世代品の供給能力が利益の差を生むとみる。
80%の利益率を、どこまで維持できるか
今回の水準では、売上の増加だけでなく高い利益率そのものが業績を押し上げている。仮に売上高が10%増えても、営業利益率が80%から70%へ下がれば、営業利益は約3.8%減る。現在の水準を起点にした単純な試算であり、会社予想ではない。
計算は1.10×70÷80−1。増産が続く局面でも、供給が増えて価格交渉力が弱まったり、新製品の立ち上げ費用が増えたりすれば、売上と利益の伸びは離れる。HBM4への移行は成長機会であると同時に、この高収益を維持できるかの試金石でもある。
よくある疑問
営業利益率80%は確定した通期の数値?
7〜9月の3か月間の暫定決算で、通期ではない。会社の公表値は丸められており、レビュー後に修正される可能性もある。
出典・参考資料
[1] SK hynix|Q3 2026 Business Results発表:2026.10.28SKハイニックスの取扱先
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