Tether、超過準備金は79.5億ドルに拡大 米国債・金・BTCの内訳
Tetherの9月末の超過準備金は約79.5億ドル。準備資産の72.9%は現金同等物などで、金・ビットコイン・担保付き融資も含む。BDOの保証は9月30日時点の報告を対象としている。
準備資産は2026年9月30日23時59分(UTC)の残高。純営業利益は2026年7〜9月期。10月30日発表、11月1日資料確認。
発表日: / 資料確認日:

決算・発表データ
| 項目 | 金額・比率 | 区分 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1,914.51億ドル | 9月30日残高 |
| 総負債 | 1,834.96億ドル | 発行トークン関連以外も含む |
| 資産が負債を上回る額 | 79.55億ドル | 元の未丸め値の差額 |
| 現金同等物などの構成比 | 72.9% | 当サイト計算・総資産に対する比率 |
| 純営業利益 | 15億ドル | 7〜9月期・会社発表 |
残高は米ドルの公表値を1億で割り、小数第2位に丸めた。金額はUSDTの市場価格や日本円換算額ではない。
出典:[1] Tether|2026年第3四半期の純営業利益と準備金 / [2] BDO・Tether|9月30日付の保証報告書・準備資産内訳
現金同等物などが約7割、金とBTCも保有
Tetherが10月30日に公表した準備金報告では、現金・現金同等物・その他短期預金が1,395.78億ドルを占めた。内訳には米国短期国債とリバースレポが含まれる。総資産1,914.51億ドルに対する比率は、未丸め値で計算して72.9%だ。
残りには金などの貴金属190.85億ドル、担保付き融資141.75億ドル、ビットコイン83.67億ドルがある。裏付け資産がすべて現金や米国債という構成ではなく、価格変動や借り手の信用に影響される資産も含まれている。
出典:[2] BDO・Tether|9月30日付の保証報告書・準備資産内訳
2026年9月30日23時59分(UTC)。現金同等物等はCash & Cash Equivalent & Other Short-Term Depositsの小計で、米国短期国債・リバースレポ等を含む。「その他」は社債・上場株式・その他投資の合計。元の米ドル値を1億で割り小数第2位に丸めた。
出典:BDO・Tether|9月30日付の保証報告書・準備資産内訳。市況日和作成。
チャートの数値を表示
| 項目・期間 | 2026年9月末残高 |
|---|---|
| 現金同等物等 | 1,395.78 |
| 貴金属 | 190.85 |
| ビットコイン | 83.67 |
| 担保付き融資 | 141.75 |
| その他 | 102.46 |
超過分は負債の4.34%、利益とは別の数字
総資産が総負債を上回る額は79億5,463万470ドル。総負債で割ると約4.34%になる。会社発表では6月末の約41億ドルからほぼ倍増した。
一方、7〜9月期の純営業利益は15億ドルで、主な源泉は米国短期国債とリバースレポの金利収入だった。超過準備金はある時点の資産と負債の差額、利益は一定期間の収益から費用を差し引いた指標だ。超過分の増加額をそのまま四半期の利益とは扱えない。
出典:[1] Tether|2026年第3四半期の純営業利益と準備金 / [2] BDO・Tether|9月30日付の保証報告書・準備資産内訳 / [3] Paolo Ardoino|第3四半期の超過準備金に関するX投稿
Tether’s reserve buffer continued to strengthen, nearly doubling to $7.95 billion from $4.1 billion at the end of Q2
訳:Tetherの超過準備金はさらに厚みを増し、第2四半期末の41億ドルから79.5億ドルへ、ほぼ倍増した。
原投稿の最終更新表示は2026年10月31日2時22分(日本時間)。Tether CEOによる発言。引用の金額は9月末と6月末の比較で、11月1日の残高ではない。
Xで投稿全文を読む ↗BDOの保証は9月30日の残高が対象
BDOは、9月30日時点の財務数値・準備金報告に対して合理的保証業務を実施した。報告書は対象時点を限定し、前後の日時について保証していないと明記している。11月1日の準備金残高を証明するものではない。
超過準備金の厚みと、必要なときに資産を現金化できるかは別の問題だ。四半期末の残高が増えても、相場急変時の換金価格や引き出し需要への対応まで、この報告書だけで確定することはできない。
出典・参考資料
[1] Tether|2026年第3四半期の純営業利益と準備金発表:2026.10.30[2] BDO・Tether|9月30日付の保証報告書・準備資産内訳発表:2026.10.30[3] Paolo Ardoino|第3四半期の超過準備金に関するX投稿発表:2026.10.31投資判断はご自身の責任で。記事作成にAIを活用しています。編集・広告ポリシー

